ピザとお酒とLT合戦
*このブログではPraha Inc.の社員の様子、仕事ネタなどをお伝えします。
初めまして。Praha Inc.の社長兼エンジニア、松原です。
「3月1日」
これが何の日かお分かりでしょうか。
正解です。PrAhaで初めてピザパーティが行われた日です。
知名度で圧倒的に劣るスタートアップでもピザを配れば人が来てくれるのではないか、と淡い期待を抱いてこんなイベントを作ってみました。
参加者に無料でピザとお酒を振る舞うことで、AIDMAモデルで言うところのAttention, Interest, Desireは全部ピザにアウトソーシングします。たらふく食べた後はPrAhaメンバーによるLT3連発と、触発された方が自由にその場でLT登壇できるセッションを用意しました。
当日の様子はこんな感じです:
https://en.wikipedia.org/wiki/Pizza
ごめんなさい、話すのと食べるのに夢中で写真を撮るのを忘れてしまったので、イメージ画像だけ貼っておきます。
LTその1:PrAhaについて
僕がプレゼンしている間、4人も社員が居たのに誰も撮ってくれませんでした。悲しい。なんて撮れ高の少ない会でしょう。代わりに僕のアイコンでも貼っておきます。
肝心のプレゼンではPrAhaのプロジェクトを紹介したり、海外展開やVCとの協業の取り組みや、社内制度の紹介を行いました。この記事では社内制度を一つだけ紹介します:
毎月10万円の研究開発費について
PrAhaでは全ての従業員に毎月10万円の研究開発費を支給しています。理由は「製作者の熱意に水を差したくないから」です。
良いモノを作るにはお金が要ります。調査費用、awsのインスタンス代やapiの利用料、専門家との提携や広告宣伝費、人件費、などなど。
普通の会社であれば、会社のお金を使うためには様々なプロセスを経ます。
上長を説得するために話を組み立てたり、パワポを作ったり、MECEにしたり、「それお金になるの?」と聞かれてオドオドしたり、許可が降りたら申請書を書いて、上長・上々長・上々々長の承認を待って、支払いコードが違うと差し戻されたり。まぁ色々あって運がよければ1ヶ月後にはお金が使えるようになるのではないでしょうか。
その頃には作り手の意欲は削がれています。
なんでモノ1つ作るのにこんな面倒なプロセスを経なきゃならんのじゃ!と苛立つわけです。
PrAhaはモノづくりが好きな人が集まる会社であって欲しい。
そんな会社が、費用申請みたいな事務作業で作り手の意欲を削いで良いはずがない。
そう考えた結果、全員に毎月10万円を渡して好きに使ってもらう事にしました。
あと人間というのは不思議なもので、自分のお金を使うのは気が引けるかもしれませんが「会社のお金」と思った瞬間、湯水のように使いたくなりますよね。
「ちょっと気になってたけど買うほどじゃないな」と思っていたモノを「会社の金だから買ってみるか」と手に入れたら思った以上に気に入ってしまい、使っているうちに新しいアイデアが生まれる。
こんなセレンディピティにも期待しています。
・・・みたいな会社説明をしてました。
話した内容を全部ココに書くとロードオブザリングみたいな長さになってしまうので、もっとPrAhaの事が知りたい人はwantedlyの会社ぺージへgo!
LTその2:tellusプロジェクト(大関)
これまでJAXAなど一部の組織しか使えなかった人工衛星データを誰でも使える分析基盤を開発する「Tellus」プロジェクトの一員として、PrAhaでは雪質解析アプリケーションや、衛星画像を用いたゲームを制作しました。
そのプロジェクトの開発手法や技術構成などを説明しました。
これは余談であるが、僕は小学生の頃から宇宙に関わる仕事がしたくて大学でも宇宙工学を学びました。しかし紆余曲折があり宇宙から遠ざかっていた自分が、ここにきてようやく宇宙に関わる仕事ができた事に不思議な縁を感じています
LTその3:botプロジェクト(篠原)
話題に挙げておきながらごめんなさい、このプロジェクトは現在進行中で書ける事が非常に少ないのです。LTでも関連技術の説明がメインだったので、内容が気になる方はコチラをご覧ください・・・!
ここで一旦PrAhaのLTは終了したので、お開きかと思いきや・・・
一緒にお仕事をさせていただいているA1A株式会社のエンジニア、@mncさんが飛び込みLTをしてくれました!
マルチテナントアーキテクチャに関するLTで、濃厚な内容に参加者が前のめりになっていました。マルチテナントにおいては通常テナント間の情報のやりとりは分離されますが、今回のプロジェクト特性上テナントを分離しつつ、かつ一部情報を相互にやりとりする必要が生じるため、どんな技術課題に直面したのか共有いただきました。
さて今度こそLTは終了かと思いきや別の参加者からも飛び込みLTが!
映画「イミテーションゲーム」で一般知名度が向上したであろうアラン・チューリングの半生を詳しく解説いただきました。アラン・チューリングがフルマラソンを2時間台で走れるなんて知らなかった。
ここで長かったLTセッションが無事終了。
僕は途中で帰りましたが、残った方々で残飯を肴に深夜まで飲み続けたそうです。やっぱり金曜日って良いですね!
そんなPrAhaではエンジニア・デザイナーを大募集!深夜までお酒を飲めなくても全く構わないので、少しでも気になった方はぜひお声がけください。
またピザパ開催するので遊びにきてね〜