リクルートを退職、起業して看板も作っています
*このブログではPraha Inc.の社員の様子、仕事ネタなどをお伝えします。
初めまして、Praha Inc.の社長兼エンジニア、松原です。
4年間働いたリクルートを退職して、今は看板を作っています。
意味がわからないと思うので、細かな経緯はコチラをご覧ください
さて、オフィスの一部をコワーキングスペースとして運営し始めたわけですが、このスペースには致命的な欠点がある事に気づきました。
どこにあるか分かりづらいのです。
Cowork Prahaの住所は「新宿区舟町10−17」なのですが、そのままgoogle mapで開くとココに飛ばされます
でも実際の住所は四谷コーポ、つまりコッチなんです
めちゃくちゃ分かりづらいです。
しかもCowork Praha、中身はこんな感じでゴージャスなんですが
建物の外観が、割と地味です。
ここの4階です。若干バルコニーっぽい雰囲気が出ていますが、この外観を見て「あ、これコワーキングスペースだ!」と気づく人は多分居ないので、大家さんの承諾を得て看板を設置する事になりました。
ちょっと短足気味なダックスフントみたいな可愛い看板が届きました。
ついでに液体チョークも買ってみました。見た目はホワイトボードに使うようなペンなのですが、乾くとチョークのような粉っぽい触感になります。
Praha Inc.にはデザイナーも居るので本来なら素晴らしくオシャレな看板が仕上がるはずなのですが、あいにく今日は不在なので僕がペンを取ります。
ちなみに僕にはデザインの才能がありません。良かれと思って自社サービスにローディング中のアイコンを追加したら翌日には消されていました。
「突然10年前のデザインが紛れ込んでいて驚いた」「数ある中からアレを選んだのは逆に凄い」と酷評されたので、今回は消されないことを祈りながらペンを滑らせます。
すでに斜め下に字が傾いている気がします。
大事な情報を補足しておきます。Cowork Prahaは4階ですよ〜!残念ながらエレベーターがないのですが、足の筋肉は刺激されます。
営業時間は月・火を除く11時〜21時です。稀に貸切イベントなどがあるので、最新情報は常にチェケラです。
僕もwebに関わる人間の端くれ。差し色が重要だということは理解しているので、赤を入れます。
完成!これで迷わずにコワーキングスペースにたどり着けるようになったぞ〜。
唯一気になるのは、完全にゴミ捨て場に設置してしまったことです。明日には捨てられてそうで心配です。矢印を書き直して別の場所に移そうとしたのですが、チョーク落とせませんでした。
裏面に書き直せば?と思われるかもしれませんが
裏面は遊び心で埋めてしまったのでキャンバスの余裕がありません。やらなきゃよかった。でも今後は教会のように週替わりメッセージを書いておくので、「今日は何て書いてあるのかな〜」と気になった方はぜひCowork Prahaに遊びにきてください!
冬は扉を閉め切ってるので、入り口はこんな感じになっています。室内の様子が見えないと開けるのが怖いと思いますが、中は優しい人ばかりなので大丈夫です!近々ちゃんと入り口に「PrAha」みたいなシール貼っておきますね。
Cowork Prahaを運営するPraha Inc.では看板制作の他、スタートアップに特化したwebサービスの企画・デザイン・開発を担う方を募集中!ぜひ気軽に話を聞きに来てくださいね〜
incpraha@gmail.com
リクルートを退職、起業して本棚を作っています
*このブログではPraha Inc.の社員の様子、仕事ネタなどをお伝えします。
初めまして、Praha Inc.の社長兼エンジニア、松原です。
4年間働いたリクルートを退職して今は本棚を作っています。
多分意味がわからないと思うので補足すると
リクルートでは新規事業企画とエンジニアとしてiOSアプリ、webフロントエンド/サーバサイドの開発等を担当していました。2019年の1月に退職。WEBサービスの企画・デザイン・開発をスタートアップに特化して提供する会社を友人数名と起業しました。こんな会社です。
そこで皆が入れるオフィスを探し始めたのですが、せっかく独立したんだし、やっぱりオシャレなオフィスで働きたい。でも値段は抑えたいのでオフィスの一部をコワーキングスペースとして運営する事にしました。こんなコワーキングスペースです。
せっかくなので僕らが読み終わった技術書などを自由に読めるようなフリー本棚を作ることにしました。「エンジニアが3人も居れば一瞬で終わるだろう」と炎上するプロジェクトのPMのようなことを考えながら本棚の梱包を解いていきます。
いきなり破損した部品が出てきました。非常に幸先が悪い。独立した初日、初めて届いた本棚に最初からヒビが入っている状況に出鼻を挫かれつつも、人目につかない底部の部品だったので気にせず組み立てます。
この辺で気づいたのですが本棚を組み立てるのとWEBサービスを作る工程には似た部分が多いように思います。
まず、クライアントの仕様書を理解するところから始めます。
エンジニアや関係者を集めて「この部品は天板に差し込むのでしょうか?」「いえ、これは底板です」「なるほど」とお互いの理解をすり合わせながら本棚全体の仕様を整理しつつ、実装レベルに作業イメージを分解します。
分解が完了した作業から分担して着手します。今回は部品を繋ぎ合わせる「ジョイナー」を差し込む人と、ネジを締める人に分かれて各々の作業を進めていきます。
僕はパレートの法則(組織の利益は全体の2割が生み出していて、残りはサボっている)を遵守すべく、撮影したりチョコを食べたりしました。
徐々にコンポーネントが仕上がっていきます。
職人気質なエンジニアはこの辺りでリファクタリング(動作に影響は無い範囲でコードの内部構成などを整理する)をしたり、テストコードを増やします。ネジを増し締めするイメージですね。
スタートアップのプロジェクトでは軽視されがちですが、テストコードは大事です。時間が無いから、今はスピード重視だから、とテストコードを書かないと必ず後でバグに工数を取られて、結果的に開発スピードが落ちます。
「スピードを重視する時こそテストコードを書くべきですね」
ネジを増し締めする手に力が入ります。
最後はコンポーネントを繋げて、サービスローンチです!ここまでの努力を振り返りつつ、自分たちを精一杯褒めてあげましょう。
Praha Inc.では本棚のみならずスタートアップのWEBサービスをデザインから開発まで一貫して提供しています。アイデアはあるけど作れる人が居ない、そんな方は気軽にご相談ください!
そしてエンジニア・デザイナーも積極採用中です。あなたの才能を本棚作りで開花させませんか?
incpraha@gmail.com