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PrAha Inc. のブログ、あるいは社員の観察日記

プラハでランニングしてたら江戸川に辿り着いた〜なぜ僕たちは走るのか〜

「もっと足を回せ!、、正しいフォームで!、、そう!、プラハのコードに全て単体テストが書かれてリグレッションテストをCircle CIで回しているように、、、」 

 

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株式会社プラハ CPO兼エンジニアの篠原です!

 

今回は株式会社プラハで自然発生したランニング同好会の活動記録を書きます。

 

ひっそりと活動するランニング同好会

プラハのSlackには #runningチャンネルがあり、実際にランニングしたメンバーは4名!(弊社のメンバーは全員で7名なので、半数以上がランナーですね!) 

 

running

弊社の#runningチャンネルの会話

 

 

江戸川マラソン大会に参加してみた

そんなランニング同好会ですが、2019年10月27日(日) に「第40回江戸川マラソン大会」に出場してきました。距離は10km。

参加したメンバーは、篠原、横山、松原、篠原のエンジニア仲間の福間(@r_fukuma) の計4名

 

www.city.edogawa.tokyo.jp

 

 

 

9:00に江戸川陸上競技場に集合し、10:10にスタート!

 

10kmを完走するタイムは、運動をあまりしない一般男性であれば60分~70分はかかります。

 

(とある社労士さんから、株式会社プラハ創立1周年記念にいただいた「キューピーコーワゴールド」を朝に摂取したおかげか、私は最高のコンディションでした(1kmの平均タイムが1km毎に縮んだ))

 

 

江戸川マラソン(結果)

全員50分~60分台でゴール!

順位は全参加人数1200人中、600番台。39歳以下男子の枠の中では240人中、下から数えた方が早かった....。

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ゴール後、ケーブルテレビの取材を受ける

 

悔しさからのネクストアクション! 

悔しい思いに打ちひしがれたプラハメンバーは、ある仮説を立てました。

「正しいランニングのフォームを身につければ、もっとタイムが短くなる」

この仮説の元、ミズノのランニングフォーム診断システム「F.O.R.M」を受診予定です!

https://www.mizuno.jp/running/runningform/

「F.O.R.M」はモーションキャプチャで撮影し、正しいフォームと比較してくれるサービス。

こういうテクノロジーがが入っているものには、ついワクワクしてしまうのがエンジニアの性ですね...笑

 

なぜ僕らは走るのか?

私たちは以前、タピオカの気持ちを知ることができました。

praha-inc.hatenablog.com

 

タピオカの気持ちを知るため、私たちは日々コードを書いています。そう、コードを走らせているのです。

そんなある日、私はふと思ったのです。「私たちは走らせているコードの気持ちになったことがあるのか」と。

 

...

 

株式会社プラハは、受託開発と自社サービス開発を基本リモートで行います。

1日も外に出ない日もありえるので、健康に気を遣うためにも気軽にできるランニングをしています。(私はもっぱらダイエット目的ですが)。

 

これ以外の理由としては... 

ランニングは楽しい!

ランニング(マラソン)は辛い。けれども、タイムが縮むのが楽しい!

 

ランニングはストレス発散になる

開発業務を行っていると、設計で悩んだりコーディングで悩むことがしばしばありますよね。こういうときはランニングをしてストレス発散しましょう。

 

 

とはいえ、ランニングなんてモチベーションが続かないよ、という我々プラハがやっているモチベーション維持方法をご紹介!

 

モートランニング

1人でランニングをするのは腰が重い。そんなときはリモートランニング!

指定した時間から、各自のランニング開始を約束し、お互いに離れたところからランニング。ランニングを継続するモチベーション維持できますよ。

 

 

次に参加する大会は...

次は2020年3月8日(日) に開催される、第6回かつしかふれあいRUNフェスタ2020 に参戦予定です!

果たしてプラハメンバーのスピードは向上するのか、、、お楽しみに!

www.katsushika-fureai-runfesta.jp

 

 

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株式会社プラハは「モノづくりが好きな人が、純粋にモノづくりを楽しめる環境を作る」ことを目的に設立しました。個人開発も活発で、ゴールデンウィークなどの長期休暇には社員がそれぞれ一人で一つずつ個人サービスを作って、アクセス数を競争します。

モノづくり以外の不純物を排除するため、人事制度も工夫しています。「社長の給料が一番低い」「社員の給料は一律同じ」「エンジニアは採用面接の時に社員全員とペアプロする」などなど。

現在はスタートアップに特化した受託開発や、エンジニアの信頼を可視化する自社サービスを開発中です。個人開発が大好きな人、ランニングが好きな方などなど。興味のある人は、ぜひお話しましょう! 

www.wantedly.com

トランペットのバイブスで世界を揺らす男 〜Youは何しにプラハへ?〜

初めまして、株式会社プラハ代表取締役兼エンジニアの松原(dowanna)です。商標の限界に挑む「Youは何しにプラハへ?」シリーズでは、なぜ株式会社プラハに入社したのか、テレビ東京に怒られるまで社員一人一人に聞いて回ります。

 

今回の記事では、インストゥルメンタルバンド「空間工房」のトランペット奏者でありながら現役エンジニアの弊社CPO篠原こと「しのっち」にインタビューしたいと思います。

 

1週間ほど宮古島に滞在して働いていた時期だったので、今回のインタビューは宮古島からお届けします。

 

praha-inc.hatenablog.com

 

 

松原「じゃあ早速だけど、しのっちはどうしてプラハを共同創業したの?」

 

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SHINOCCHI「バイブスが・・・足りなかったからです」

 

松原「えっ」

 

SHINOCCHI「前職には・・・いや強いて言うなら世界には・・・クレッシェンドが足りない。厳密にはシンコペーションが足りないと言うか、ドミナントコードがずっと続いているような味気ないモノトーン・・・とでも言いましょうか・・・」

 

松原「はぁ・・・」

 

SHINOCCHI「逆に聞きましょう。プロデューサー、あなたはそんな世界で満足ですか?」

 

松原「え?あ、いや・・・いいと・・・思わないです」

 

SHINOCCHI「That's right. それでいい・・・いや。それがいい・・・」

 

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SHINOCCHIとは話が通じないので、ミュージシャン成分を普段の1/10に抑えてもらった「しのっち」に再登場してもらいました。

 

松原「しのっちは、どうしてプラハを共同創業したの?」

 

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しのっち「僕は個人開発で生計を立てていくのが夢だったんですよね。だから大学時代からプログラミングのアルバイトをしていて・・・」

 

松原(あ、ちゃんと話ができそうだ)

 

しのっち「でも大学を出てすぐ自分が個人開発を成功させる可能性は低いだろうと思いました。技術的にも、完全に我流で書き続けて学ぶのも非効率だし。そこで、色んな人に使われるサービスを多数生み出している企業で、技術や企画のプロに囲まれる環境に身を置けば、その勉強ができるかなと」

 

松原「ふむふむ」

 

しのっち「とはいえ大企業で働いていると、どうしても自分の意見が採用される範囲には限界があって、気づけばただ言われたものを作っているだけの自分がいました。もっと自分の考えを試したみたい、挑戦したいと思っていた折に、ハンサムで手足がモデルのように長くて知性と品格に満ちたパーフェクト社長から誘いがあったので創業しました・・・あれ、何か勝手に付け足してます?

 

松原「気のせいだと思います」

 

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こんな景色の中でインタビューしてた

 

松原「プラハではどんな1日を過ごしているんですか?」

 

しのっち「だいたいこんな感じです」

 

1日のスケジュール

8:00 起床。朝のルーチン(※)をやる。
9:30 朝のルーチン終了。シャワー、朝食(松屋すき家すき家の混ぜのっけご飯ミニ朝食がおすすめ)
10:00 リモートワーク開始(リモートワーク用のチャットツールを起動)
13:00 昼食(外食)※外食先でそのままリモートワークすることもある
14:00 気分を変えてカフェでリモートワーク開始
18:00 プラハの横山とリモートランニング(※)の約束があるので帰宅してランニング開始
18:30 リモートランニング終了・シャワー
19:00 リモートワーク開始
程よい時間またはタスクが完了した時点で業務を終了し、個人開発をやったり、録画したアニメを観たり。

※朝のルーチン
・トランペットの基礎練
ニンテンドーSwitchのリングフィットアドベンチャーでダイエット活動
プランク運動
・読みたい本を読む
・TODOの確認

※リモートランニング ... 別々の場所で一緒にランニングを開始すること

 

 

松原「自分の考えを試したい、という欲求はプラハで満たされていますか?」

 

しのっち「そうですね。「ボタンの位置はこっち?」みたいな話だけではなく、『こんなものがあったらいいよね』『こうしたら誰かが喜びそうだよね』とか、何を作るべきかまで一緒に考えて会話できるのは楽しいです。

 

最近だとサービス開発に止まらず、社内にリモートワーク用のチャットツールをいれてみたり、discordで会話する業務フローをいれてみたり、みんなが働きやすい環境づくりにも自発的に挑戦しています。チームを作るのも「ものづくり」の一つですからね。サービス開発の延長線上みたいな感じで楽しんでいます。」

 

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立ち話もアレなので、宮古島のビーチを探して、そこでインタビューを続行することに。

 

松原「じゃあ、続いての質問・・・」

 

しのっち「あの、その前にどうしても気になるので聞いてもいいですか?」

 

松原「ん?」

 

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しのっち「 くだけ過ぎじゃないですか?」

 

松原「地に足つけた経営が良いってよく聞くから、地に背中つければもっと良いでしょと思って・・・」

 

しのっち「全然わかりませんが、まぁいいです」

 

松原「こういうモノを作りたい!みたいな思いはあるんですか?」

 

しのっち「基本的には人のためになるモノを作りたいですね。お金の匂いがするプロダクトは苦手です。」

 

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松原「お金の匂いですか?」

 

しのっち「ビジネスをする上でマネタイズをすることは、会社やサービスを運営し続けるためにとても重要だと理解しているのですが、もっと儲けようとか、人の欲を刺激してお金を払わせようとするサービスが苦手です。儲けるためのサービスではなく、人を幸せにするためのサービスを作っていきたいですね。個人的な哲学ですが、人を幸せにした結果、対価としてお金が巡ってくるものだと考えています。例えば、Wantedlyのような働く人の想いをベースにしたサービスは理想的だと思います。

 

受託開発をするときも、金は弾むからとっとと言われた通りに作れ、みたいな仕事は苦手で、こういう人が困っているのでこういうものを作りたいから一緒にやろう!みたいな仕事が好きです。プラハは単価ではなく「面白そうか」「人の役に立つか」「一緒にモノづくりを楽しめそうか」という観点で案件を選んでいるので、やりやすいですね」

 

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松原(あ、しのっちも砕けた)

 

しのっち「会社も同じで、お金が欲しいとか、お金を稼ぎたいとか、そういう匂いのする会社は好きじゃなくて。それよりは純粋にものづくりが好きな人とか、個人開発が大好きな人が集まる会社にしたいですね」

 

 

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松原「3年後はどんな人になっていたいですか?」

 

しのっち「あ、このサービス作ってるんですね!知ってます!って言われたいですね。

 

僕は小さい頃すごく太ってて、そのせいかあまり周囲と馴染めなかったのが今でもコンプレックスで。自社サービスも受託でも構わないのですが、自分が関わったものを大きくして、見返したい!みたいな気持ちが、心の奥底にあるんだと思います」

 

松原「そんな不屈の闘志が潜んでいたんですね・・・」

 

SHIのっち「やっぱ舐められっぱなしじゃダメというか」

 

SHINOっち「それに対してNo Doubtじゃ居られないというか」

 

松原「おや?」

 

SHINOCCHI「やられたらやり返す・・・Double tapでFeelingをGroovingで

 

SHINOCCHIが顔を出してきたので、ここでインタビューを打ち切りました。

 

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株式会社プラハは「モノづくりが好きな人が、純粋にモノづくりを楽しめる環境を作る」ことを目的に設立しました。個人開発も活発で、ゴールデンウィークなどの長期休暇には社員がそれぞれ一人で一つずつ個人サービスを作って、アクセス数を競争します。

モノづくり以外の不純物を排除するため、人事制度も工夫しています。「社長の給料が一番低い」「社員の給料は一律同じ」「エンジニアは採用面接の時に社員全員とペアプロする」などなど。

現在はスタートアップに特化した受託開発や、エンジニアの信頼を可視化する自社サービスを開発中です。個人開発が大好きな人、宮古島で働きたい人、トランペットを吹きたい人、などなど。興味のある人は、ぜひオフィスに遊びにきてね!

 

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子供を抱えながらコードを書く男 〜Youは何しにプラハへ?〜

初めまして、株式会社プラハ代表取締役兼エンジニアの松原(dowanna)です。商標の限界に挑む「Youは何しにプラハへ?」シリーズでは、なぜ株式会社プラハに入社したのか、テレビ東京に怒られるまで社員一人一人に聞いて回ります。

 

今回の記事では、最近子供が生まれたばかりの新婚CDO「ぜっきー」(オオゼキ)に、会社と子供を一緒に育てる難しさを聞いてみようと思います。

 

本人が都合よくオフィスのウッドデッキに座り込んでいたので、声をかけてみます。彼は100円程度のパチモンTシャツ3枚くらいしか衣服を所持していないのですが、今日は珍しく純正品のLEGOシャツを着ていました。

 

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松原「ハッピーターンを剥くのに集中しているところ恐縮ですが、弊社での普段の1日の様子を伺ってもよろしいでしょうか?」

 

ぜっきー「いいですよ」

 

プラハでの1日

 

09:00 朝子供の鳴き声で起床、そのままでデスクに向かって作業
11:30 子供が起床し泣くので、あやす
12:00 子供のミルクを書いに近くのドラッグストアへ寄るため、近くでランチ
13:30 作業
18:00 子供を風呂に入れるため、仕事終了

 

 

ぜっきー「今日は木曜なので出社してますが(株式会社プラハでは毎週木曜のみ顔を合わせてワイワイ働いている)、普段はこんな感じでリモートワーク しています。かなり変則的で、夜中3時くらいに叩き起こされたら、そのまま仕事に入る事もあります。」

 

松原「在宅勤務でなければ、子育てしながら働くのは大変そうですね」

 

ぜっきー「ちょっと離れると泣き始めてしまうので、こんな感じで胸元に抱えながらコーディングする時もあります」

 

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松原「これは大手企業ではできない働き方ですね。こんな人が隣の席にいたら二度見しちゃう」

 

ぜっきー「静かな時は天使みたいに可愛いので、胸元に置いておけるんですけどね。あと5時から6時頃には妻と交代しながら子供をお風呂に入れてます。すごく暴れるので、一人だと自分を洗う時間さえ取れないんです」

 

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松原「これは可愛い・・・袖をちょっとだけ掴んでる左手が小悪魔的に可愛い。これは将来間違いなく美人になる」

 

ぜっきー「男ですけどね」

 

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松原「もうGoogleに内定していらっしゃるんですね」

 

ぜっきー「オムツが取れたら入社予定(※嘘です)」

 

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松原「さっき『静かな時は天使』と仰っていましたが、泣いている時も多いんでしょうね。そういう時に仕事を両立するのは大変そうですね」

 

ぜっきー「寝てる時は天使、泣き止まない時は悪魔に見えます。3時間おきに泣くし、ミルクをあげても、飲んだ後に吐いてしまうし。しかも自分で寝方が分からないらしく、寝付けるために抱きかかえて揺さぶる必要があったり・・・」

 

松原「それは大変そう」

 

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ふむふむ

 

ぜっきー「でも唯一、子守唄というか、なぜか聞かせると泣き止む曲があるんですよ」

 

松原「シューベルトとか?」

 

ぜっきー「反町隆史のPOISONです」

 

松原「まぁ確かに赤ん坊は言いたい事を言えてないですからね・・・反町さんが気持ちを代弁してくれているというか。そんなPOISONなご子息に、将来こうなってほしい、みたいな思いはありますか?」

 

ぜっきー「そういうのは特に無いですが、つまらない人生は過ごさないで欲しいな、とは思います。何もやりたい事が無い大人にだけは、なって欲しく無いと思いますね」

 

松原「0歳でPOISONの価値が分かる赤ちゃんなら大丈夫そうですね」

 

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松原「では次の質問ですが・・・」

 

ぜっきー「ちょっとすみません、どうしても気になるので聞いてもいいですか?」

 

松原「なんでしょう?」

 

 

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ぜっきー「頭が高くないですか?」

 

松原「え!すごく謙虚に聞いてるつもりだったんだけど・・・」

 

ぜっきー「いや、態度というより物理的に」

 

松原「最近、散歩してたら近所の小学生の知り合いに水ぶっかけられて。子供にもナメられるようになってきたから、社長らしく上から目線の練習しようと思って・・・」

 

ぜっきー「それは、また今度練習しましょう」

 

松原「そうだね」

 

 

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Youは何しにプラハに?

 

松原「それでは、えー・・・入社といってもぜっきーは創業時から一緒だから、質問を変えて、なぜプラハを創業しようと思ったのでしょうか?何かキッカケがあったのでしょうか?」

 

ぜっきー「特にありません。ただ自分の若さから生じる余裕に気づいて、内心焦りを感じていました」

 

松原「若さから生じる余裕、ですか?」

 

ぜっきー「まだ27だし、今は下積みをしよう。まだ若いし、今すぐ起業しなくてもいい。こんな風に考えているうちに、あっという間に歳をとって、守るものが増える30代を迎えて、自分は一生起業しないまま過ごすんじゃないかと心配していたんです。

 

その時にタイミングよくイケメンで高身長で高年収でカリスマ性に溢れて弩級の器を持ったウルトラ社長からの誘いがあったので、一緒にやるか!って決めた感じです。あれ、なんか勝手に付け足してます?

 

松原「気のせいだと思います」

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松原「どうしてそんなに起業したかったのですか?」 

 

ぜっきー「僕の実家は両親共に起業家なんです。父親は受託開発の会社、母はパソコンスクールを経営しています。休日に父のオフィスに遊びに行ったり、出社時間を自由に決めている両親を見ていて、自由な働き方がしたいなと漠然と小さい頃から思ってました」

 

松原「僕も両親が起業家なので、なんとなくわかります。働いているのか遊んでいるのか分からないぐらい仕事を楽しんでる姿が、いつも羨ましかったです」

 

ぜっきー「オフィスのレイアウトを皆でわいわい考えたり、どんな事も自分たちで考えて自由に決められる生き方が好きだったんだと思います」

 

松原「自由に働きたい気持ちは、プラハで満たされていますか?」

 

ぜっきー「そうですね。色々と自由に決められるのは楽しいです」

 

 

今はどんな仕事をしていますか

 

ぜっきー「もともと僕はWEBメディアのインフラ系をやっていました。今はフロントエンドも含めてフルスタックに動いています。開発以外ではTwitterでDM送って採用してみたり、広報の事も考えたり・・・気になった事はなんでもやっていますね。」

 

松原「エンジニアリングに限らず、気になった事はなんでも試せるのは小規模な会社ならでは、ですね。僕も社員の話を聞くのが大好きなので、こうやってブログ書いてるし」

 

 

今後やりたいこと

松原「じゃあ、まず直近でやりたいことを教えてください」

 

ぜっきー「自社サービスで売上を立ててみたいですね。元々それがやりたくて前職(リクルート)を選んだので・・・やっぱり数字が伸びるのは見ていて楽しいし、ユーザからのフィードバックを受けられると尚嬉しい。だからプラハの自社サービスのローンチが楽しみです」

 

松原「モノづくりが好きな人らしい楽しみ方ですね。それでは3年後にはどんなことをしてみたいですか?」

 

ぜっきー「3年後には札束を団扇代わりに使える身分になりたいですね」

 

松原「急にゲスい話になりましたね」

 

ぜっきー「それは冗談ですが、半年後の自分すら予測できないのが人生なので、数年後の願望は、あってないようなものです。ただ、いつか海外には行きたいですね。井の中の蛙では終わりたくないし、海外には日本以上に面白いものが沢山あるはずなので、それを知らないまま終わるのは勿体無い。

 

でも同じくらい今は息子の成長を見届けたいので、独り立ちしてからかなぁ、なんて想像してます」

 

松原「最後は札束じゃなくて息子の成長で締め括れて安心しました。ありがとうございました」

 

ぜっきー「ありがとうございました」

 

===================

 

 

株式会社プラハは「モノづくりが好きな人が、純粋にモノづくりを楽しめる環境を作る」ことを目的に設立しました。創業時からフルリモートで勤務可能のため、子育ても両立可能。 子供がいてもモノづくりに集中できるよう、制度を工夫しています。

モノづくり以外の不純物を排除するため、人事制度も工夫しています。「社長の給料が一番低い」「社員の給料は一律同じ」「エンジニアは採用面接の時に社員全員とペアプロする」などなど。

現在はスタートアップに特化した受託開発や、エンジニアの信頼を可視化する自社サービスを開発中です。ひょんな事から、来月は宮古島でリゾートワークも行う予定です。興味のある人は、ぜひオフィスに遊びにきてね!

 

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※補足

その時にタイミングよくイケメンで高身長で高年収でカリスマ性に溢れて弩級の器を持ったウルトラ社長からの誘いがあったので、一緒にやるか!って決めた感じです。

 

社長は顎が長い割に身長は普通、無収入で、1000円以上の出費が発生すると機嫌が悪くなるドケチです。上記の社長像を期待して来訪されると著しいギャップに衝撃を受けます。ご注意ください。

タピオカ性格診断アプリにうつつを抜かす新人を社長がとっちめた話

株式会社プラハ代表取締役兼エンジニアの松原(@dowanna6)です。

 

突然ですが、弊社は人の情を捨てたIT企業としてWEB業界で名を馳せております。社員の時間は寝食も含めて会社の時間。ハッカソンなんて出ようものなら、見つけ次第ボッコボコにしてやりたいと常日頃考えながら目を光らせています。

 

そんなある日のこと。 

 

新人「ちぃ〜っす」

 

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松原「おい!何時だと思っているんだ!もう夕方だぞ!」

 

新人「ちょっとハッカソンに参加してたら遅れましたぁ〜(クチャクチャ)」

 

松原「なに・・・ハッカソンだと!?前も優勝してたじゃないか!まだ勝ち足りないのか!」

 

新人「別に。クッチャクッチャ」

 

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松原「メジャーリーガー気取りか!ガムを捨てろ!」

 

新人「ちっ、うるせーな。反省してまーす・・・ぺっ」

 

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新人「クッチャクッチャ」

 

松原「さっきガムを吐いたばかりなのに、まだクチャクチャしてる・・・反省の色が見えない!ちょっとこっちに来い!」

 

 

〜〜〜〜〜

 

ハッカソンにうつつを抜かす弊社エンジニア、山本を発見しました。あだ名は「やまちょふ」です。本名よりあだ名が長い。やまちょふはまだ学生ですが、類まれな学習意欲と素晴らしい人柄に惹かれて採用しました。入社当時はあんなに純粋だったのに・・・

 

BEFORE

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今では元スノーボーダーの國母と沢尻エリカを足して二で割ったような事ばかり言うようになってしまいました。

 

AFTER

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松原「で、今回は何のハッカソンに参加したんだい?」

 

やまちょふ「タピッカソンです」

 

supporterzcolab.com

 

松原「どうしてタピッカソンに?」

 

やまちょふ「ハッカソンに参加して優勝するのが日課なので、ちょっくら今日もノルマこなそうかなと。僕にとって優勝は散歩みたいなものです」

 

松原「(かなりイキってるな・・・)」

 

やまちょふ「今回はタピオカさえ絡んでいれば何を作ってもよいハッカソンだったので、少し範囲が広かったですね」

 

松原「今回のタピッカソンでは何を作ったのかね?」

 

やまちょふ「タピオカの性格診断です」

 

松原「このタピオカを買う人はこういう性格〜みたいな?」

 

やまちょふ「いや、タピオカの性格診断です」

 

松原「・・・?」

 

 

 

 

タピオカ性格診断

 

focused-sinoussi-f2408c.netlify.com

 

netlify, heroku, Cloud Vision APIを組み合わせてササっと作った「タピオカ性格診断」。ミルク量が多いと「やさしい」など、タピオカドリンクを分析した結果を元に性格を判定する。肝心の性格判定ロジックは完全な独断と偏見である。

 

ちなみに有名なブランドならCloud VIsionが識別してくれるので、Gong chaあたりならロゴさえ写れば特定できるらしい。

 

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背景色がミルクティーっぽかったり、 よく見ると背景画像がタピオカになっているあたり、ハッカソンを総なめするやまちょふのテクニックが垣間見えます。

 

やまちょふ「こんな感じで作ったら準優勝でした。まぁ僕が作ったので当然ですね(クチャクチャ)」

 

松原「へー・・・せっかくだから皆で使ってみようかな」

 

やまちょふ「使ってみてください。僕は次に優勝するハッカソン探してますんで」

 

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というわけで、株式会社プラハのメンバーで「一番ナルシストっぽいタピオカを探し出した人の勝ち」ルールで勝負することに。オフィス近くのタピオカ屋を巡ったり、UberEatsで注文するメンバー達。

 

そして決戦の地に7つのタピオカが揃った。

 

1番手はコチラ。黒糖が描く筋がナルシストの前髪っぽい。

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早速タピオカ性格診断を始めます。果たして黒糖タピオカティーは予想通りナルシストなのか・・・?

 

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「うおおお!」

「思いっきりナルシストだ!」

「これは幸先がいい!」

 

次はこんなタピオカ。ミルクっぽいので優しさが突出しそうですが、果たして。

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「こいつもナルシストだ!」

「でも内気だ」

「このオフィス周辺のタピオカ、ナルシストばっかりだ!」

 

ワイワイキャッキャと、タピオカの性格診断で盛り上がる一同。

 

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やまちょふ「(だいぶウケてるな・・・)」

 

松原「何をもってナルシストか判断してるの?」

 

やまちょふ「パッケージの形状がナルシスト成分に影響してた気がしますね。例えばフタなしの透明カップに入っていると、ナルシスト成分が中和されます」

 

せっかくなので、開発者のやまちょふにも試してもらった。作った本人なのだから、確実にナルシストを選べるはず。

 

 

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やまちょふ「あれ、あんまりナルシストじゃない」

松原「(自分が作ったアプリなのに)」

 

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プラハのオフィス近辺で購入したタピオカは軒並みナルシストだった。タピオカなんてイキった横文字を名乗る時点でナルシストは確定しているのかもしれない。

 

ちなみにタピオカではなくハッピーターンを診断すると

 

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ちゃんとタピオカを検出しない。無駄にしっかり作られている。短時間で作った割に本当にちゃんとした出来栄えで、ハッカソン経験の豊富さに改めて感心しました。

 

やまちょふ「なんか、こうやって自分が作ったものを、実際に目の前で遊んでもらえると楽しいですね。僕はハッカソンをただ総なめしたかったのではない、モノづくりを楽しみたかったのだと、初心を思い出しました」

 

松原「おや、やまちょふの様子が・・・?」

 

やまちょふ「今日から、改めてモノづくりの楽しさを噛み締めて開発に挑もうと思います!」

 

松原「あんなにやさぐれていたやまちょふが・・・」

 

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松原「綺麗なやまちょふになってる!」

 

やはりモノづくりには、やさぐれた社員を更生させる効果があるようだ。その後やまちょふは心を入れ替えたように開発を楽しむようになりましたとさ。こんな浄化効果があるのなら、積極的にハッカソン参加を奨励してみようかな。おしまい。

 

 

 

 

補足

※やまちょふはハッカソンをはじめ個人開発を日々楽しんでいる、素直な良いエンジニアです。一度もやさぐれた事は無いし、テラスにガムを吐き捨てた事はありません。撮影で捨てられたガムは代表が責任を持って処理しました。

 

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頑張ってやさぐれようとする、やまちょふ



 

株式会社プラハは「モノづくりが好きな人が、純粋にモノづくりを楽しめる環境を作る」ことを目的に設立しました。創業時からハッカソンの参加はもちろん、フルリモートで勤務可能です。ただ、いざフルリモートを始めたら寂しくなってきたので、木曜日は出社するようになりました。

 

モノづくり以外の不純物を排除するため、人事制度も工夫しています。「社長の給料が一番低い」「社員の給料は一律同じ」「エンジニアは採用面接の時に社員全員とペアプロする」などなど。

 

現在はスタートアップに特化した受託開発や、エンジニアの信頼を可視化する自社サービスを開発中です。ひょんな事から、来月は宮古島でリゾートワークも行う予定です。興味のある人は、ぜひオフィスに遊びにきてね!

 

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副業にうつつを抜かしてるエンジニアを社長がとっちめた話

株式会社プラハ代表取締役兼エンジニアの松原(@dowanna6)です。

 

 

突然ですが、弊社は血も涙もない会社としてWEB業界で名を馳せております。「社員」とは「家畜」の別称であり、社員の時間は会社の時間。副業なんて以ての外です。副業をしているエンジニアは発覚次第、八つ裂きにしてやりたいと常日頃考えながら目を光らせています。

 

そんなある日のこと。

 

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あっ!

 

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松原「お前、副業してるな!」

 

堀「いや、違うんです!これは・・・!」

 

松原「問答無用だ、こっちに来い!」

 

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副業エンジニア、堀を捕獲しました。よく見れば副業にうつつを抜かしそうな顔をしています。

 

松原「隠れてコソコソ何をしていたんだ。怒らないから正直に言いなさい」

 

堀「ennoshitaというサービスを作っていました・・・」

 

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被疑者が副業に加担していた物証



松原「これは一体どういうサービスなんだ」

 

堀「結婚式の二次会を盛り上げるサービスです。新郎新婦にまつわるクイズを作成して、参加者がリアルタイムに回答できるんです」

 

松原「ほう・・・なぜそんなモノを作ろうと思ったのだね」

 

堀「最近周りで結婚式が多かったので、何か身の回りを便利にしたり、人を幸せにするツールを作りたいと考えたんです。知り合いのデザイナーとデータサイエンティストも何か作りたそうな目でこちらを見ていたので、つい・・・」

 

松原「どうせDMMあたりに売却するつもりなんだろう」

 

堀「(するどい)」

 

松原「値段は8167円か・・・割り切れない数字にしたようだな。いいだろう、私が手ずからサービスを体験して、その腐った魂胆を暴き出してやる」

 

堀「え、使ってくれるんですか」

 

松原「そうだ。無料アカウントをよこせ。8167円は払いたくない」

 

堀「(この人、社長なのにケチだな・・・)参加者20名までは無料で使えますよ」

 

松原「それなら話は早い。まずは使ってみよう」

 

 

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トップ画面。副業のくせに洗練されたデザインだ


せっかくなので、最近第一子を出産した「ぜっきー」を祝ってみる事にした。赤ちゃんが可愛い。でも最近は個人情報の保護が何かと厳しいので赤ちゃんの写真は載せません。

 

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ぜっきー

 

ennoshitaには、いくつか質問がプリセットされているので、それらを参考にすれば誰でも迷わず編集できます。質問は「四択」と「マルバツ」のいずれかを、回答時間も10~60秒で設定可能。作成した問題の正答率や回答までの時間を計算して、最後に優勝者を発表する機能も付いているようです。副業のくせに、よく作り込んである。

  

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編集も簡単で、UIが練りこまれている。副業のくせに

 

あっという間に質問の作成が終わった。所要時間は5分程度だろうか。早速、社内メンバーを集めてクイズを始めてみる。

 

松原「さて皆も知っての通り、弊社にはユダが居た。副業エンジニアが居たのだ」

 

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役員A「それはもう極刑ですわ(ポチポチ)」

 

松原「市中引き回しの後に八つ裂きにする予定だが、その前に奴が作ったennoshitaを最後に使ってみようと思う。地獄へのはなむけにな。弔いのつもりで取り組んでくれ」

 

問題を作り終えたら、司会のPCからクイズの参加URLを発行できる。参加者のスマホからURLを入力すると、こんな感じで参加待ち画面に飛べる。

 

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松原「では、第一問!」

 

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「え〜知らない・・・」

「どれも行ってそうだな」

「いらすとや入れてて綺麗」

 

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ちなみに司会のPCには操作画面が表示されているので、スライドを送る、回答を締め切るなどの操作ができる。PC一つで進行も完璧です。最近SPから操作できるようになったらしい。副業のくせにユースケースを網羅している。

 

松原「ちなみに正解は?」

ぜっきー「浅草です」

松原「あれ、浅草寺じゃないの?」

ぜっきー「浅草寺には行ってません」

松原「どこいったの?」

ぜっきー「覚えてません」

 

 

第2問

 

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ぜっきー「ユウって誰?」

松原「ごめん、間違えてデフォルトの名前で問題作っちゃった」

 

社長がポンコツだったので、仕方なくユウ=ぜっきーと置き換えて回答してみる。

 

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松原「ちなみに、なんて言って告白したの?」

ぜっきー「覚えてないです」

松原「(こいつ何も覚えてないな・・・)」

 

 

第3問

 

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ぜっきー「リョウタって誰?」

松原「ごめん、これもデフォルトの名前使っちゃった」

ぜっきー「(こいつ何も学習しないな・・・)」

 

仕方なく今度はユウ=奥様、リョウタ=ぜっきーとして回答する。ちなみにこの名前は蒼井優山里亮太から取っているらしい。副業のくせに、時事ネタも取り入れている。

 

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「うわー全員外れたー」

「いつもカルボナーラの話してるのに違うのかよ」

「油淋鶏だけ実写画像な事に気づけばよかった・・・」

 

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副業エンジニアを糾弾するはずが、徐々に場の雰囲気が和らいでいく



第4問

 

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「ぜっきーvim大好きだしな」

vim俺の嫁っていつも言ってるしな」

「一夫多妻だな」

 

 

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松原「何も言わずにどうやって結婚するものなの?」

ぜっきー「子供欲しいね〜って話をしたので、ついでに『じゃあ結婚しとくか』って感じで話が進みましたね。なんて言ったかあんま覚えてないです」

松原「(やっぱり覚えてないのか)」

 

 

第5問

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ぜっきー「これ僕に関係あります?」

松原「優勝者には社会人としての一般常識も兼ね備えて欲しいと思って、こういう問題も入れておいた」

 

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まさかの全員不正解

「カナダじゃないの!?」

「カナダって何か喋ってたっけ」

「カナダ要る?」

 

松原「弊社には一般教養が不足している事がよくわかりました」

ぜっきー「僕もカナダだと思いました」

松原「よくわかりました」

 

 

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全ての回答が終わり、ついに結果発表が。果たしてぜっきー夫妻に最も詳しいのは誰だったのか。

 

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堀「やったー」

 

「お前かい」

「ennoshita作ったヤツが優勝をかっさらっていった」

 

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わいわいきゃっきゃ

 

「でも、ぜっきーの新しい側面が知れて楽しかったね」

「皆で一緒に参加できたからこそ楽しめたよね」

「これは二次会も盛り上がるわ!」

 



 

 

ドンッ!

 

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松原「堀くん・・・」

 

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堀「はい・・・」

 

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松原「感動した」

 

堀「はぁ」

 

松原「正直、僕は副業をするエンジニアなんて親知らずより価値がないと思っていた。本業でキリキリ働いて、1円でも多く稼げと思っていた。しかし君の作品を見て感動した。良い物を作りたい純粋な気持ちで開発に励む姿勢、人を幸せにするモノを作りたい、というモノづくりのあるべき姿。僕は感動したっ」

 

堀「(DMMに売却しにくくなったな)」

 

松原「今日より株式会社プラハでは副業を解禁する。全てのエンジニア、デザイナーが本業、副業を問わず、世の中に良いものを作り出していける、最高のモノづくり環境を作っていこうではないか」

 

〜こうして株式会社プラハでは副業が解禁されましたとさ〜

 

 

 

※茶番劇に最後までお付き合いいただきありがとうございます。弊社エンジニア堀が作ったennoshitaは現在も本番稼動中です。ぜひ結婚式の二次会にご活用ください!

 

※追記:「実演クイズ」というクイズ形式を近日追加予定だそうです。例えば「この中でじゃんけんがいちばん強いのは?」みたいな問題を出して、実際にジャンケンしてから回答を決めるようなクイズ形式。

 

 

ennoshita.app

 

 

 

〜補足〜

株式会社プラハは「モノづくりが好きな人が、純粋にモノづくりを楽しめる環境を作る」ことを目的に設立しました。創業時から副業はもちろん、フルリモートで勤務可能です。ただ、いざフルリモートを始めたら寂しくなってきたので、木曜日は出社するようになりました。

 

もちろん闇雲に副業をして欲しいわけではありません。本業に支障がない事は前提条件です。しかし副業を禁止したせいで特定の領域に社員ががんじがらめになってしまい、新しいモノが産まれる可能性を摘んでしまっては、社会にとっての損失です。良いモノなら、形を問わず世に送り出されて欲しい。こうした想いから副業を許可しています。

 

モノづくり以外の不純物を排除するため、人事制度も工夫しています。「社長の給料が一番低い」「社員の給料は一律同じ」「エンジニアは採用面接の時に社員全員とペアプロする」などなど。

 

現在はスタートアップに特化した受託開発や、エンジニアの信頼を可視化する自社サービスを開発中です。ひょんな事から、来月は宮古島でリゾートワークも行う予定です。興味のある人は、ぜひオフィスに遊びにきてね!

 

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Cloud Functions for Firebaseをローカルエミュレータで起動する時に環境変数で詰まった

初めまして。PrAha Inc. 代表取締役兼エンジニアの松原です。

 

Cloud Functions for Firebaseを毎回デプロイして動作確認するのは手間なのでローカルエミュレータを使おうとしたらpermission周りで想定動作と異なる動きがあったのでメモしておきます

 

何をしたのか

Firebase CLIを入れて以下のコマンドを実行。

セットアップとかの手順はこの辺りに記載されているので割愛します

 

```

firebase serve --only functions

```

 

するとこんな感じで立ち上がります

 

```

functions: Preparing to emulate functions.

functions: notify: http://localhost:5000/xxxxxx-xxx/us-central1/notify

```

 

で、curlしてみます。

 

 

想定動作

Firebase CLIにログインした状態でエミュレータのエンドポイントを叩けば、Cloud Functions for Firebaseが呼び出される

 

実際の動作

```

info: User function triggered, starting execution

info: { Error: 7 PERMISSION_DENIED: Missing or insufficient permissions.

```

 

権限が無い、と怒られました

 

 

なにゆえ?

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ここに書いてある通り、エミュレータを起動する時は、環境変数に設定ファイルのパスを指定する必要があります。なのでdirenvを使って、.envrcに環境変数を書いていました。

 

この環境変数エミュレータから読めてないんじゃね・・・?

 

と考えて、エミュレータ環境変数を設定する方法を調べていたら

 

https://stackoverflow.com/questions/44766536/how-do-you-setup-local-environment-variables-for-cloud-functions-for-firebase

 

ありました。

 

`.runtimeconfig.json`にこんな感じで環境変数を設定します。

 

```

{
"GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "path/to/key.json"
}
```
 
もう一度curlしたら、ちゃんとエミュレータが動きました。
 
 
 

教訓を川柳にした

読まれると

思い込むなよ

環境変数

採用面接に一般企業の10倍の時間をかけたら、合格率0.6%の無理ゲーになった

はじめまして、Praha Inc.の社長兼エンジニア、松原です。

 

 

突然ですが「面接」って1社につき何時間かかっていますか?

 

一般的な企業では1次面接、2次面接、最終面接がそれぞれ1時間ずつ。合計3時間程度ではないでしょうか。

 

Prahaの面接時間は34時間です。

 

一体なぜ採用面接にこんなに時間がかかるようになったのか、説明したいと思います。

 

 

3時間で何がわかるのか

これまでいろんな面接を受けたり、大手IT企業で面接をする側にも回りましたが「たった3時間でお互いの何がわかるのだろう?」と、いつも不思議でした。

 

「なんとなく明るいから採用」みたいないい加減な企業もあれば、仔細なチェックリストを設けて真面目に採用面接をしている企業もあると思います。

 

でも企業側がどんなモチベーションで挑もうと、面接というのは非常に特殊なコミュニケーションの場です。

 

①自分を徹底的に良く見せようとしている両者が

②好き放題に嘘をつける状況で

③お互いに不信感を与えないよう遠慮しつつ

④相手と長期的な関係を築けるか判断しなければいけない

 

無理だと思うんです。とても、この手法で一蓮托生の仲間を選べるとは思えないんです。

 

サラリーマン時代に自分の周りを見ていても、「自分の職場は最高!」と言う人より、同僚や上司を妄想の中でズタズタにしている人の方が多かったので、やっぱりこうした不和を生み出してしまう一般的な面接システムは破綻していると思うのです。

 

 

採用するとは、命綱を預けること

前時代的かもしれませんが、僕は社員を信頼する事が社長として最低限の務めだと考えています。事業計画、収支表は誰だって見れるし、給料も全開示しています。会社のカードも使おうと思えば社員なら誰でも使える。ここには書ききれないくらい、悪意を持てば会社にいくらでも損害を与えられる状況です。

 

「そんなに人を信頼して大丈夫なの?」と聞かれる事もありますが、むしろ信頼できない相手と働いて大丈夫なの?と聞きたい。自分の命綱を預けてもいい相手としか働かない方が、安全ではないでしょうか?互いに疑心暗鬼の相手と働く方が怖くない?と思うのです。

 

こんな具合に全幅の信頼を置ける相手としか働きたくないと思うからこそ、たった3時間の面接でそんな相手を見つけるのは不可能だと判断して、スパッと一般的な採用フローを否定できたのかもしれません。

 

もちろん今の事業規模だからこそ可能な考え方だと思うし、まだ僕らの考え方は日が浅く、試されていません。でも今はこんな風に考えています。

 

 

ミスマッチの影響は計り知れない

これまた突然ですが、皆さまの職場に悪魔みたいな人は居ませんか。息を吸うように人格攻撃をするわ、隙あらばマウンティングしてくるわ、人の手柄を横取りするわ、上にはペコペコしてる割に下には厳しいわ・・・

 

多分、大体の会社に1人か2人は居るんじゃないでしょうか。

そして大体の会社が「まぁ、これだけ採用してたら少しはハズレも居るよね」と諦めているのではないでしょうか。

 

そういう人を一人もPrahaに入れたくないのです。

 

Prahaにはモノづくりが好きで、向上心が強く、人間的にも素晴らしい仲間が揃っています。その仲間が疲弊した時の損失を考えると、仮にハイパフォーマーでも人間的に誤った人は入れたくないのです。

 

腐った人を集団に入れると、周りの人も気づかないうちに腐ります。

その影響を過小評価している人が多いように思います。

 

人間はゆっくり変化する生き物で、外から変化を検知するのは不可能だと考えています。

だから、悪い変化を及ぼす要因は絶対に入れたくない。

だから、採用にはキッチリ時間をかけます。

 

 

  

答えは、試しに一緒に働いてみること

なので既存の採用プロセスを総括すると、こんな状況です:

 

①ミスった時の影響が計り知れない

②なのにほとんど時間をかけない

③かつ、非常に特殊な探り合いの会話だけで判断しようとする

 

 

そこでPrahaではこんな面接を開催しています:

 

①カジュアル面談(1時間)

②技術面接(1時間)

③最終面接(32時間)

 

カジュアル面談では、特に変わったことはしません。技術面接も至って普通です。ホワイトボードコーディング、過去の制作物のコードレビュー、ライブコーディングなど、様々な手法を織り交ぜて技術力を確認します。

 

特徴的なのが最終面接で、これは実際に業務委託契約を締結して、週1程度の頻度で32時間を一緒に働いてもらいます。

 

今はエンジニア採用面接しか行っていないのですが、この32時間の中では

 

・Prahaの自社サービスを開発

・Prahaの全エンジニアと一人2時間ずつペアプロ

・全社集会、ミーティングの参加

 

こんな事をしてもらいます。

 

 

Prahaの自社サービスを開発

これはもう単純に開発能力を見るために実施しています。エンジニアの技術力を判断する一番確実な方法は、一緒に働く事です。それ以外に無いと思います。こればかりは誤魔化しが効きません。

 

また、プルリクでコードだけを見ても「どんな思考でその実装にたどり着いたのか」「他にどんな手段を検討したのか」みたいな裏側の思考は辿れません。なのでこの32時間の間で、Prahaの全てのエンジニアと2時間ずつペアプロをしていただきます。

 

高い価値を発揮するエンジニアの仕事って、実際にコードを書いてる時間より調査や実装検討の時間が長いですよね。その時間を観察しなくて何を観察するんだろう、という疑問から全エンジニアとのペアプロを通じて思考を辿ろうとしています。

 

Prahaはフルリモートの会社なので、HangoutやらSkypeやらビデオ会議ツールを使っていただきます。

 

 

全社集会、ミーティングの参加

Prahaでは週1回、全社員で集まってミーティングを実施しています。色んな事を話します。自社サービスのエンハンス案、今後の事業計画、今日の夕飯の話・・・そういった会社内の話を、最終面接の候補者も交えて会話します。この会社が今後どんなことをするのか、どういうことを、どんな風に会話しているのか。そうした雰囲気を掴んで欲しいからです。

 

そして全社集会の後には大体サイゼリヤとか、どこかしらで食事するので、もし嫌そうでなければそういった場にも誘っています。月に1度は全社員で焼肉を食べに行くので、タイミングが合えばそういう時も一緒に誘っていますね。

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サイゼリヤ持ち込みカラオケ。「安く済んで本当に嬉しい」と、僕は満面の笑み



 

 

一般的な企業の面接では、せいぜい面接の場に出てきた2〜3名としか会えません。「この3名だけが真人間で、残りは全員モヒカン雑魚みたいな人だったらどうしよう」と心配したことはありませんか。僕はいつも震えていました。

 

なので全員が集まる会に参加してもらって、包み隠さず弊社をさらけ出すことが、お互いを理解する上での近道だと考えています。

 

(もちろん守秘義務に触れないよう会話の内容は制限していますが・・・!)

 

 

真面目に採用活動してたら合格率が0.6%になった

こうした活動を経て、社員全員がOKを出さない限り採用には至りません。一人でもNGが出たら不採用です。

 

とはいえ不思議なもので、これまで最終面接で意見が割れたことがありません。全員OKか、全員NGのいずれか。まだ組織が小さいから意思統一できているのでしょうか。

 

ちなみに様々な求人媒体を経由して現時点で173名の応募があり、採用に至ったのは1名。合格率が0.6%。

 

この辺りで、さすがに僕も気づきました。

 

あ、これは難易度あげすぎたわ」と。

 

でも、今のところ難易度を下げる予定はありません。

 

僕らは急成長して大金を稼いでイキり倒したい訳でも、豪遊したい訳でもない。モノづくりが好きな人が集まって、自分たちが誇れるものを作り続けたい。そんな会社としての姿勢が身の丈に合っていると思います。多分、億万長者になっても夜飯はサイゼリヤ一択だと思います。

 

 

採用面接へようこそ!

Prahaは「モノづくりが好きな人がモノづくりに集中できる環境を作る」事を重視しています。なので採用も、人事評価も、普通の会社と比較すると少し変わっているかもしれません。

 

 (人事制度の詳細はコチラ)

praha-inc.hatenablog.com

 

でも、そんな制度を自分達で創意工夫しながら生み出せるのもスタートアップの楽しみです。足りないものは自分で考えて、自分で作る。会社の制度もモノづくりの一つとして、楽しみながら取り組んでいます。

 

この会社面白そうだな、リモートワーク良いな、ミラノ風ドリアこそ至高の究極食と思った、そこのアナタ!まずは気軽にカジュアル面談に来てみませんか!そして合格率をあげてくれ!せめて1%まで!

 

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そして僕が愛してやまないサイゼリヤの採用情報も貼っておきます

www.saizeriya.co.jp